「日本人学校の小学生」と書かず 地元当局の“当日発表”…中国側が情報統制か【日本人男児刺殺】
中国で日本人男子児童が刃物で刺され死亡した事件が起き、地元当局が情報を統制していた可能性がある。
男子児童が亡くなり花束が寄せられる中、学校では多くの人が花を手向けに来ている。
深セン市で日本人学校に通う男子児童が刺され、死亡した事件に関して、中国側が情報統制をしている可能性も考えられる。
中国で日本人の男子児童が刃物で刺され死亡した事件で、地元当局が事件発生当日に発表した概要では、被害者が日本人学校に通う小学生とは書かれておらず、中国側が情報統制していた可能性があります。
男子児童が亡くなってから一夜明けて、多くの花束が寄せられています。
この事件は、深セン市で日本人学校に通う男子児童(10)が男(44)に刃物で刺され、死亡したものです。
20日朝、学校では多くの人が花を手向けに来ているほか、ネット上で注文した花束も多く届けられていました。
一方、深センの当局が事件発生当日に発表した概要では、被害者が日本人学校に通う小学生とは書かれていませんでした。
この発表より前に行われた会見で、森屋官房副長官は日本人学校の児童が襲われたことを明らかにしていて、中国側が情報統制していた可能性もあります。