「きょうだい思いで動物好きな子」中国で刺され死亡の男児が通う日本人学校の校長語る…日本企業では駐在員一時帰国の動きも 中国側「前科者による個別事案」

AI要約

日本人学校で男子児童が刺され死亡した事件について、校長が亡くなった児童を悼みました。

男子児童はきょうだい思いで動物好きな元気な子だったという。

容疑者については前科のある者による個別の事案だと説明があったが、動機は不明。

「きょうだい思いで動物好きな子」中国で刺され死亡の男児が通う日本人学校の校長語る…日本企業では駐在員一時帰国の動きも 中国側「前科者による個別事案」

中国で日本人学校に通う男子児童が男に刺され死亡した事件で、日本人学校の校長が19日夜取材に応じ、「きょうだい思いで動物好きな子」だったと悼みました。

日本人学校・塚本昌夫校長:

(亡くなった児童は)きょうだい思いで、そして動物が好きで、命を大切にするお子さんだった。

亡くなった男子児童(10)が通う日本人学校の校長によりますと、男子児童は元気で活発な子で、ドッジボールが好きで友達も多かったということです。

一方、容疑者の男について、中国・深セン市に現地入りした金杉憲治駐中国大使は、中国側から「前科のある者による個別の事案」と説明があったと明らかにしました。

ただ、動機などについて情報はなく、金杉大使は、情報の迅速な共有や日本人学校の警備強化など、中国側に強く求めたとしています。

事件を受け、北京の日本大使館で緊急会合が開かれ、中国日本商会の本間哲朗会長は、一部の会員企業が駐在員の一時帰国などの措置をとり始めていると明らかにしました。