ヒズボラとイスラエルの全面戦争、「不可避ではない」 マクロン氏

AI要約

レバノンでヒズボラが使用する通信機器の爆発が相次ぎ、全面戦争懸念が高まる中、マクロン大統領は外交的解決の可能性を強調。

マクロン氏はレバノン国民に向けたビデオメッセージで戦争回避を呼びかけ、冒険的行為に警鐘を鳴らす。

戦争は避けられるとし、私利私欲や忠誠心が紛争を生むべきではないと述べた。

ヒズボラとイスラエルの全面戦争、「不可避ではない」 マクロン氏

【AFP=時事】レバノンでイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)が使用するポケットベル(ポケベル)やトランシーバーなどの通信機器の爆発が相次ぎ、ヒズボラとイスラエルの全面戦争に突入する懸念が高まる中、フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は19日、レバノンにはまだ「外交的解決の道が存在する」と述べた。

 マクロン氏はソーシャルメディアで、レバノン国民に向けたビデオメッセージを投稿。戦争は「不可避ではない」との認識を示し、「いかなるものも、いかなる冒険的行為、私利私欲、大義に対する忠誠心も、レバノンで紛争を起こすに値するものではない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News