ヒズボラ標的の通信機器爆発 直前に「イスラエルの作戦行われる」と米政府関係者が把握か

AI要約

レバノンでイスラム教シーア派組織ヒズボラのメンバーが持っていた通信機器が相次いで爆発したことをめぐって、アメリカ政府関係者がイスラエルの作戦が行われるとの情報を得ていたと報じられている。

アメリカのブリンケン国務長官は、事前に情報を得ていないと主張し、全ての当事者が冷静に行動することを強調している。

CBSテレビによると、アメリカ政府関係者は爆発が起きる20分前にイスラエルの作戦が行われることを知っていたが、詳細は把握できていなかったという。

ヒズボラ標的の通信機器爆発 直前に「イスラエルの作戦行われる」と米政府関係者が把握か

レバノンでイスラム教シーア派組織ヒズボラのメンバーが持っていた通信機器が相次いで爆発したことをめぐり、アメリカ政府関係者が爆発直前に「イスラエルの作戦が行われる」との情報を得ていたとCBSテレビが報じました。

アメリカ ブリンケン国務長官

「レバノンでの事案について、アメリカは事前に知らなかったし、関与もしていません」

アメリカのブリンケン国務長官は、17日にレバノンでヒズボラのメンバーが持っていたポケベル型の通信機器が相次いで爆発したことについて、「事前に知らなかった」と述べるとともに「全ての当事者が緊張を高める行動を自制することが重要だ」と強調しました。

一方、CBSテレビは「アメリカ政府関係者が爆発が起きる20分ほど前に『ヒズボラの戦闘員に対するイスラエルの作戦が行われる』と知らされたものの、どのような作戦かは把握できなかった」と報じました。

また、AP通信は爆発が相次いだ後、「アメリカ政府関係者がイスラエル当局から作戦について説明を受けた」と伝えています。