「ぼったくり」で謝っていた仁川の魚市場、また操作された計器61台摘発

AI要約

仁川蘇莱浦口魚市場が再度行政処分を受けた経緯を報じている。10年以上にわたり問題が続き、重さの不正表示や他の違反が摘発されている。

南洞区は現場点検を行い、150件の行政処分を下したことが明らかになった。原産地表示や計器の異常、清潔違反などさまざまな違反が指摘された。

蘇莱浦口商人会は過去に謝罪や自浄大会を開催しているが、改善が進まず非倫理的な行為が続いていると報じられている。

「ぼったくり」で謝っていた仁川の魚市場、また操作された計器61台摘発

ぼったくり料金やかさ増しなどで世論の批判を受けて数回にわたり国民に対して謝ってきた仁川(インチョン)蘇莱浦口(ソレポグ)魚市場が実際の重さと異なる重さが表示される計器を使用するなどしてまた行政処分を受けた。魚市場商人会は昨年6月、クンジョル(韓国で最高の礼儀を表現する挨拶の仕方)をするなど過去10余年間、問題が起きるたびに謝罪しているが状況は一向に改善されないでいる。

仁川南洞区(ナムドング)は3月から毎週、蘇莱浦口魚市場で現場点検を行った結果、過怠金賦課や改善命令など合計150件の行政処分を下したと17日、明らかにした。原産地未表記17カ所、実際と異なる重さが表示される計器が61台摘発された。原産地虚偽表示事例と調理場の清潔違反事例も1件ずつあった。この他にも年に1回健康診断を受けなければならない規定を違反した事例3件も過怠金処分を受けた。

蘇莱浦口商人は2013年と2020年、2022年、そして昨年もぼったくり料金とさしみのすり替えなどを根絶するとして国民に向けて謝罪および自浄大会を開いた。特に昨年商人会は記者会見を行って「客引き行為、抱き合わせ販売、水入れ(水を入れて重さを増やすこと)、ぼったくりなどを清算する」としてクンジョルまでした。当時「顧客信頼回復」などが書かれたプラカードを持って市場を回って広報までしたが、一部の商人の非倫理的形態は続いている。

2月、あるユーチューバーは「タラバガニ1杯54万ウォン(約5万8000円)、ズワイガニ2杯37万ウォンで声をかけられた」という動画を投稿していた。