世界の原発、50年に2.5倍 アジアで急増 IAEA見通し

AI要約

国際原子力機関(IAEA)は、2050年までに世界全体の原子力発電容量が2.5倍超に増加し、950ギガワットに達する可能性があると発表した。

特にアジア諸国で原子力発電が急増すると予測されており、グロッシ事務局長は世界的な勢いの加速を指摘している。

原発の発電容量が拡大することで、エネルギー供給の安定とクリーンエネルギーの需要に対応する道具となる可能性がある。

 【ウィーン時事】国際原子力機関(IAEA)は16日、世界全体の原発の発電容量が2050年に950ギガワットとなり、23年末の372ギガワットから2.5倍超に増える可能性があるとの見通しを発表した。

 アジア諸国で急増すると予測。グロッシ事務局長は「世界的に勢いが加速し続けている」と指摘した。