「トランプはアメリカ人を再び奴隷にして支配する」同氏暗殺未遂事件で逮捕のライアン・ラウス容疑者(58) 過去にSNSに批判投稿
トランプ前大統領が銃で狙われた事件で、拘束された男が過去にトランプ氏を批判するSNS投稿をしていたことが明らかになりました。
事件はトランプ前大統領がゴルフ中に銃を構えた男をシークレットサービスが発見し、発砲したことで発生しました。
トランプ氏は今回の事件で2度目の暗殺未遂事件として捜査されており、今後の大統領選挙に影響がある可能性が注目されています。
トランプ前大統領が銃で狙われたとみられる事件でアメリカメディアは拘束された男が過去にSNSで「トランプ氏はアメリカ人を再び奴隷にして支配する」と批判していたと伝えました。
捜査当局によりますと15日、トランプ前大統領(78)がアメリカ南部フロリダ州でゴルフをしていたところ、付近で銃を構えた男をシークレットサービスが発見し、発砲しました。
捜査当局は逃走を図った男の身柄を拘束し、身元についてライアン・ラウス容疑者(58)と発表しました。
複数のアメリカメディアによりますと、ラウス容疑者は過去に自身のものとみられるSNSで「トランプ氏はアメリカ人を再び奴隷にして支配する」と批判。
2020年の大統領選挙の際には民主党系の献金サイトに送金したことや、大統領選に関してX(旧ツイッター)に「我々は負けるわけにはいかない」と投稿していたと伝えました。
トランプ氏は今年7月、演説中に銃撃を受け、耳を負傷していて、FBIは、トランプ氏を狙った2度目の暗殺未遂事件とみて捜査を進めています。
アメリカ国内では今後、大統領選挙にどのような影響があるのか注目されています。