イランとロシア巡り応酬 核の安全「前例ない緊張」 IAEA総会

AI要約

国際原子力機関(IAEA)の年次総会がウィーンで開幕。初日にはイランやロシアの核政策が厳しく批判される。

グロッシ事務局長が前例のない緊張と不確実性の時代と核の安全確保の重要性を訴える。

イランとロシア巡り応酬 核の安全「前例ない緊張」 IAEA総会

 【ウィーン時事】国際原子力機関(IAEA、加盟178カ国)の年次総会が16日、ウィーン本部で開幕した。

 初日は核開発をエスカレートさせるイランや、ウクライナ南部ザポロジエ原発を占拠するロシアの高官らが登壇し、自国の核政策を正当化。西側諸国は厳しく批判した。グロッシ事務局長は「前例のない緊張と不確実性の時代にある」と述べ、核の安全確保へ結束を求めた。