欧州中銀、0.25%追加利下げ 2会合ぶり、インフレ鈍化で 定例理事会
欧州中央銀行が政策金利を0.25%引き下げることを決定。
インフレの鈍化と欧州経済の減速を踏まえ、金融引き締めの度合いを緩める必要性を認識。
中銀預入金利を3.75%から3.50%に引き下げることを決定。
【ロンドン時事】欧州中央銀行(ECB)は12日、ユーロ圏の金融政策を議論する定例理事会を開き、政策金利を0.25%引き下げることを決めた。
利下げは6月以来2会合ぶり。インフレが鈍化傾向にある一方、欧州経済に減速の兆しが出ていることを踏まえ、金融引き締めの度合いを緩めることが適切と判断した。
政策金利の一つで、民間銀行がECBに資金を預け入れる際に適用する中銀預入金利を3.75%から3.50%に引き下げる。