ハリス氏とトランプ氏のテレビ討論会、6710万人が視聴

AI要約

米大統領選に向けたABCニュース主催のテレビ討論会が6710万人の視聴者を集め、今年最も視聴者数の多い番組となった。

過去の討論会と比較して、視聴者環境が変化しており、ストリーミング配信やSNSのプラットフォームでの視聴も考慮すべきである。

デジタルプラットフォームでの視聴も多く、テレビだけでなく多様なメディアを通じて討論会が視聴されている。

ハリス氏とトランプ氏のテレビ討論会、6710万人が視聴

(CNN) 11月の米大統領選に向けて10日夜に行われたABCニュース主催のテレビ討論会は、17のテレビ局を通じて、推計6710万人が視聴したことがわかった。調査会社ニールセンが明らかにした。民主党候補のハリス副大統領と共和党候補のトランプ前大統領が対面で討論を行ったのは今回が初めてだった。

この人数は6月下旬にCNNが主催して行ったバイデン大統領とトランプ氏との討論会の視聴者数5100万人を大きく上回った。

10日の討論会は今年最も視聴者を集めた番組となったものの、2020年に行われたバイデン氏とトランプ氏の最初の討論会は7300万人あまりが視聴していた。16年のヒラリー・クリントン氏とトランプ氏の最初の討論会は過去最多となる8400万人が視聴した。

16年以降、人々の視聴環境は大きく様変わりしている。ニールセンは10日の討論会について、多くの人々が利用していたストリーミング配信やSNSのプラットフォームは考慮していない。昔と比べてテレビで討論会を視聴した米国人は少なくなったが、デジタルプラットフォームでは数百万人が討論会を視聴した。