米大統領選討論会のルールは? 相手の発言中はマイク消音、観客なし

AI要約

米大統領選に向けて、ハリス副大統領とトランプ前大統領がABCニュース主催の討論会に参加する。

討論会の主なルールは相手の発言中はマイクが消音され、観客やメモの持ち込みは認められず、立ち位置や締めくくりの発言は仮想のコイントスで決定。

ハリス陣営は討論会の形式に異議を唱え、ABCは重要なやり取りが発生すればマイクがオンになる可能性もあると説明。

米大統領選討論会のルールは? 相手の発言中はマイク消音、観客なし

(CNN) 11月の米大統領選に向けて、現地時間10日夜に民主党候補のハリス副大統領と共和党候補のトランプ前大統領がABCニュース主催の討論会に参加する。

ABCは先週、両候補が合意した討論会のルールを発表した。ルールは、6月にCNN主催で行われたバイデン大統領とトランプ氏との間で行われた討論会のものとだいたい同じものとなった。

今回の討論会の主なルールは①相手が発言している最中はマイクは消音②観客は入らない③メモの持ち込みは認められない④CM休憩の際にスタッフは訪問できない⑤相手に質問できない―など。

ABCによれば、討論会での立ち位置と締めくくりの発言の順番を決めるための仮想のコイントスでトランプ氏が勝利した。トランプ氏は、締めくくりの発言を選択した。ハリス氏は画面上で右の演壇を選択した。

討論会のルールをめぐっては、ハリス陣営が書簡で、ABCに対し、トランプ氏との直接のやり取りができない形式では、ハリス氏に不利になると異議を唱えていた。

情報筋によれば、ABCはハリス陣営に対し、もし、ハリス氏とトランプ氏との間で重要なやり取りが発生すれば、何が起きているのかが視聴者にも理解できるようマイクをオンにする可能性もあると説明した。