米大統領討論会 トランプ氏「3年半何をしていた?」、ハリス氏「元に戻らない」

AI要約

米大統領選に向けたABCニュース主催のテレビ討論会で、トランプ前大統領とハリス副大統領が参加し、激しい論争が展開された。

トランプ氏はハリス氏の業績に疑問を示し、3年半の任期中に国境問題や雇用創出など何を成し遂げたのか疑問を投げかけた。

一方、ハリス氏は米国の未来に焦点を当てるべきだと主張し、後戻りしないと宣言した。

米大統領討論会 トランプ氏「3年半何をしていた?」、ハリス氏「元に戻らない」

(CNN) 11月の米大統領選に向け、ABCニュース主催のテレビ討論会が現地時間10日夜に開催され、共和党候補のトランプ前大統領と民主党候補のハリス副大統領が参加した。

トランプ氏は締めくくりとなる発言で、ハリス氏の業績について疑問を示し、ハリス氏とバイデン政権とを結びつけようとした。

トランプ氏は、ハリス氏がバイデン政権で3年半にわたり副大統領を務めたとし、その3年半で国境問題や雇用創出について何をしたのかと疑問をぶつけた。

トランプ氏はまた、「中東で起きている戦争。ロシアとウクライナとの戦争」や、バイデン政権時に起きたアフガニスタンからの駐留米軍の撤退をめぐる混乱、移民問題と結びつけてハリス氏に対する反論を展開しようとした。

一方、ハリス氏は締めの発言で、米国の人々は「我が国に対する二つのまったく異なるビジョンを聞いた。一つは未来に焦点を当てたものであり、もう一つは過去に焦点を当てたもの、つまり、我々を後戻りさせようとする試みだ」と指摘。

ハリス氏は「しかし、我々は後戻りしない」と続けた。