米同時多発テロから23年 ニューヨークなどで追悼式典 ハリス氏とトランプ氏も出席 

AI要約

アメリカ同時多発テロから23年が経ち、ニューヨークなどで犠牲者を追悼する式典が行われた。

追悼式典では、犠牲者の名前が読み上げられる中、感動的なエピソードが次々と語られた。

バイデン大統領やトランプ前大統領も出席し、近づく大統領選に向けたアピールも行われた。

米同時多発テロから23年 ニューヨークなどで追悼式典 ハリス氏とトランプ氏も出席 

およそ3000人が犠牲となったアメリカ同時多発テロから23年を迎えニューヨークなどで追悼式典が開かれました。

記者

「まもなく1機目のハイジャック機がビルに突入した8時46分を迎えます。黙祷を捧げようと多くの人が集まってきています」

2001年9月11日のテロから23年。

世界貿易センタービルの跡地で行われた追悼式典では、ハイジャックされた機体がビルに突入した時間などにあわせて6回の黙とうが捧げられ、犠牲者一人一人の名前が遺族によって読み上げられました。

姉を亡くした人

「毎日、姉を恋しく思っています。あの日から私たちの生活は一変しました」

当時ビルの近くで働いていた人

「23年が経っても、私にとってはきのうの出来事のようです」

式典にはバイデン大統領とハリス副大統領が出席しました。

トランプ前大統領と共和党の副大統領候補バンス上院議員も出席していておよそ2か月後に控えた大統領選に向けアピールする狙いもあるとみられます。