【フィリピン】投資委とバタンガス州、投資誘致で協力

AI要約
フィリピン投資委員会とバタンガス州政府が投資誘致に関する協力覚書を交わす。バタンガス州は電力、港湾、立地、人材などに恵まれた投資先として優れた条件を持つ。投資委はバタンガス州への投資促進や関連人材育成で州政府を支援し、州政府も協力することを決定する。

 フィリピン投資委員会(BOI)は5日、マニラ首都圏近郊のバタンガス州政府と投資誘致に関する協力覚書を交わしたと発表した。

 投資委のロドルフォ委員長(貿易産業次官)とバタンガス州のマンダナス知事が8月12日に覚書に署名した。ロドルフォ氏は「電力、港湾、立地、人材などに恵まれたバタンガス州は企業の投資先として優位な条件を備えている」と強調した。

 投資委は、バタンガス州への投資の優位性を企業などに積極的にアピールするほか、関連人材の育成などで州政府を支援する。州政府は、用地の空き状況や事業コストといった投資促進に関する必要情報を投資委に提供するほか、許認可手続きの優先処理制度「グリーンレーン」でも協力する。