プーチン大統領のハリス氏支持の発言に…米大統領府「大統領選挙に介入するな」と反発

AI要約

ロシアのプーチン大統領が米国の大統領選挙でカマラ・ハリス副大統領を支持すると発言すると、米大統領府が「選挙への介入を止めてほしい」と反発した。

米大統領府がロシアのプーチン大統領の発言を選挙に影響を及ぼすことを遮断しようとしている。

プーチン大統領はハリス氏を支持する理由として、彼女の表現力や笑顔がロシアに対する制裁を抑制する手伝いになりうると述べた。

プーチン大統領のハリス氏支持の発言に…米大統領府「大統領選挙に介入するな」と反発

ロシアのプーチン大統領が米国の大統領選挙でカマラ・ハリス副大統領を支持すると発言すると、米大統領府が「選挙への介入を止めてほしい」と反発した。

5日(現地時間)、ロイター通信とAFP通信によると、米大統領府のカービー国家安保会議戦略広報補佐官はこの日の会見で記者団に「プーチンは我々の選挙について発言するのを止めるべきだ」と言及した。

カービー補佐官は「米国の次の大統領が誰か決定できるのは米国国民だけ」と述べた。

続けて「プーチンはどちら側であれ誰にも偏向してはならない」として「私たちの選挙に介入して言及するのを止めてくれるとありがたい」と述べた。

プーチン大統領は同日、ロシア・ウラジオストクで開催された第9回東方経済フォーラム(EEF)に出席し、「米国の大統領選挙をどう見るか」という質問に答えた。プーチン大統領は「米国民の選択」としつつも「バイデン大統領が支持者にハリスを支持することを要請したように、我々も同様に彼女(ハリス氏)を支持する」と述べた。

その理由としては「彼女は非常に表現力があり(expressively)、伝染性があるような笑い方をするが、すべてのことが大丈夫だということを意味する」とし、「これはロシアに対する追加制裁を自制するという意味かもしれない」と説明した。

先立って米国情報機関はトランプ前大統領がウクライナに対する支援を減らすという理由から、ロシアがトランプ大統領の当選を望むと予想した。しかし、プーチン大統領はトランプ氏が在任中にロシアに誰よりも多くの制裁を課したとし、否定的な立場を示した。

米大統領府がこのような発言をしたのは、ロシアのプーチン大統領の発言がいかなる形であれ、米大統領選挙に影響を及ぼすことを遮断するためのものと分析される。