フィリピンで“中国のスパイ”疑惑の前市長 逃亡先のインドネシアで身柄拘束

AI要約

フィリピンで、“中国のスパイ”の疑惑が持ち上がっていたアリス・グオ前市長が逃亡先のインドネシアで身柄を拘束された。

グオ氏は中国人向けのオンラインカジノ会社の摘発と関係していたことが判明し、“中国のスパイ”として疑惑をかけられていた。

グオ氏は不法にフィリピンを出国し、市長を解任された後、マネーロンダリングなどの疑いで取り調べを受ける見通し。

フィリピンで“中国のスパイ”疑惑の前市長 逃亡先のインドネシアで身柄拘束

フィリピンで、“中国のスパイ”ではないかとの疑惑が持ち上がっていたアリス・グオ前市長が3日、逃亡先のインドネシアで身柄を拘束されました。

地元メディアによりますと、インドネシアの首都ジャカルタで3日、フィリピン北部ルソン島のバンバン市のアリス・グオ前市長が身柄を拘束されました。

グオ氏をめぐっては今年3月、バンバン市で中国人向けのオンラインカジノ会社が摘発された際、犯罪拠点となった建物の所有会社の株式を保有していたことが判明し、その後、グオ氏の指紋が別名の中国人のものと一致したとして、“中国のスパイ”疑惑が持ち上がっていました。

グオ氏は今年7月、不法にフィリピンを出国し、8月12日付で市長を解任されていました。

今後はフィリピンに移送され、マネーロンダリングなどの疑いでも取り調べを受けるものとみられます。