NY州元高官、中国に便宜か　「外国の代理人」と起訴

AI要約

米国ニューヨークのブルックリン連邦地検が、ホークル知事の元副首席補佐官とその夫を中国政府に便宜を図る外国の代理人として起訴した。

サン被告は夫の事業援助と引き換えに中国政府に奉仕し、「数百万ドルの富」を得たとされる。

司法省の中国政府関係者排除の動きと関連しており、国内での秘密裏な活動が問題視されている。

　【ニューヨーク共同】米ニューヨークのブルックリン連邦地検は3日、中国政府に便宜を図る「外国の代理人」として活動した罪などで、ニューヨーク州のホークル知事の副首席補佐官だったリンダ・サン被告（41）とその夫を大陪審が起訴したと発表した。見返りに中国での夫の事業に援助を受け「数百万ドル（数億円）の富を得た」という。

　米メディアは、司法省が国内で秘密裏に中国政府の国益を推進する関係者を排除しようとしており、その一環だと伝えた。

　起訴状によると、サン被告は2012～23年に州政府で勤務し、21年9月から1年間、副首席補佐官を務めた。

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