ロシア核ドクトリン、西側の行動で変更必要になった=大統領報道官
ロシアのペスコフ大統領報道官は、集団的西側諸国の行動により、核使用条件を定めた軍事ドクトリンの変更が必要だと見解を示した。
集団的西側諸国がもたらす課題と脅威がドクトリン変更の背景にあり、ロシアはウクライナからの脅威にも警戒している。
ウクライナが米国から供与された長距離兵器を使用してロシア領土を攻撃する可能性も考慮されている。
[ウラジオストク(ロシア) 4日 ロイター] - ロシアのペスコフ大統領報道官は4日、「集団的西側諸国」の行動により、核使用条件を定めた同国の軍事ドクトリンの変更が必要になったとの見解を示した。ロシアの通信社が伝えた。
「いわゆる集団的西側諸国がもたらした課題と脅威」がドクトリン変更の背景にあると指摘。また、ウクライナが米国から供与された長距離兵器を使用してロシア領土の奥深くまで攻撃する可能性も考慮していると述べた。