フィリップ元仏首相、27年大統領選出馬に意欲 マクロン氏盟友

AI要約

フィリップ元首相が2027年の大統領選への出馬意向を示し、マクロン大統領に近い中道派であることが強調された。

フィリップ氏はマクロン大統領第一次任命の首相であり、18年の黄色いベスト運動や20年の新型コロナ対応などの試練を共に乗り越えてきた。

マクロン大統領の2期目の任期終了まで約3年あり、3期目の出馬はできないため、フィリップ氏の動向が注目される。

フィリップ元仏首相、27年大統領選出馬に意欲 マクロン氏盟友

[パリ 3日 ロイター] - フランスのフィリップ元首相は3日掲載された雑誌インタビューで、2027年大統領選への出馬を目指す意向を示した。同氏は中道派でマクロン大統領に近い。

仏誌ル・ポワンのインタビューで「次回(大統領)選挙の候補者になる」と述べた。

マクロン氏は2期目の任期終了まで約3年あるが、憲法の規定により3期目は出馬できない。

フィリップ氏はマクロン大統領が最初に任命した首相。在任中には18年の反政権デモ「黄色いベスト」運動や20年の新型コロナ感染拡大に伴う最初のロックダウン(都市封鎖)などの対応を迫られた。