棒に飛びつき対岸へジャンプ、オランダで300年の歴史誇る「運河飛び」の大会
オランダ中部で「運河飛びコンテスト」が開催され、50人近くが競技に参加した。
競技は運河に設置された棒に飛びつき、よじのぼり、対岸に着地することを競うもので、技術と勇気が要求される。
歴史は1700年代にさかのぼり、現在の競技人口は約600人で、今大会には48人が参加し、2000人以上の観客が集まった。
オランダ中部で「運河飛びコンテスト」が開催された。50人近くが運河に設置された棒に飛びつき、よじのぼり、どれだけ遠くの対岸に着地できるかを競った。
参加者の一人はこう話す。
「助走や踏み切り、棒のぼり、着地まで、注意すべきことがたくさんある。失敗しかねない要素が多い。最高のジャンプをするのは本当に難しい」
競技の歴史は1700年代にさかのぼる。現在の競技人口は約600人。今大会には48人が参加し、会場には2000人以上の観客が詰めかけた。
同国の農民は20世紀初頭に車や自転車が普及するまで、農地を仕切る運河を棒で渡り、近道していたのが始まりだという。