UNRWA・清田保健局長“戦闘中地域でのワクチン接種が課題”認識示す ガザでは15万人以上の子どもたちにワクチン接種行われる

AI要約

UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の保健局長は、ガザでのポリオのワクチン接種について戦闘中の地域での課題を認識している

ガザ地区中部では、ポリオのワクチン接種のために時間制限を設けて戦闘を一時休止しており、15万人以上の子どもたちに接種が行われた

UNRWAは避難している子どもたちにもワクチンを接種するためイスラエル軍と安全確保の調整を続けている

UNRWA・清田保健局長“戦闘中地域でのワクチン接種が課題”認識示す ガザでは15万人以上の子どもたちにワクチン接種行われる

UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の保健局長は3日、FNNの電話インタビューに応じ、パレスチナ自治区ガザでのポリオのワクチン接種について、戦闘中の地域での接種が課題との認識を示しました。

UNRWA・清田明宏保健局長:

何の心配もなく外に出るのは、久しぶりだとかよく笑っている。

ガザ地区中部では、ポリオのワクチン接種のため時間を限定した上で、1日から戦闘を一時休止しています。

清田さんによりますと、2日間で、15万人以上の子どもたちにワクチン接種が行われたということです。

UNRWA・清田明宏保健局長:

ただ、これをきちっと続けることが我々の一番の使命で、国際社会の使命だと思う。

しかし、避難している子どもの居場所や人数を正確に把握することは難しく、戦闘中の地域の子どもたちにもワクチンを接種する必要があることから、接種会場への移動の安全確保などイスラエル軍と調整を続けています。