ガザ地区中部で戦闘休止、ワクチン接種始まる 戦闘続く北部などは死傷者も

AI要約

ガザ地区中部でポリオのワクチン接種が始まり、初日に7万2000人に接種が行われた。

北部ではイスラエル軍の攻撃が続き、避難所として使われていた学校が空爆され、少なくとも11人が死亡。

パレスチナ自治区ガザ地区の中部で、戦闘を休止してポリオのワクチン接種が始まりました。ただ、北部などでは戦闘が続いていて死傷者がでています。

ガザ地区中部では、1日、10歳未満の子ども64万人を対象とするポリオワクチンの接種が始まりました。パレスチナ保健当局は、初日は少なくとも7万2000人に接種が行われたとしています。ロイター通信によりますと、今回の中部での接種のために、少なくとも1日8時間の戦闘休止が3日間続くということです。その後、他の地域でも接種が行われる予定です。

こうした中、北部ではイスラエル軍による攻撃が続いていて、避難所として使われていた学校が空爆されました。パレスチナ側によりますと、この攻撃で少なくとも11人が死亡したということです。