ハマスが「イスラエル軍が近づけば人質を殺害する」と声明…ガザ地区からの完全撤退に応じないネタニヤフ首相をけん制

AI要約

イスラエルのネタニヤフ首相は、人質6人殺害による国内デモを受け、ガザ地区とエジプト境界の管理を強調しました。

ネタニヤフ首相は圧力に屈しない姿勢を示し、ハマスの要求に応じない意向を強調しました。

一方、ハマスは新たな指示で人質殺害を警告し、停戦に応じないネタニヤフ首相をけん制しています。

ハマスが「イスラエル軍が近づけば人質を殺害する」と声明…ガザ地区からの完全撤退に応じないネタニヤフ首相をけん制

イスラエルのネタニヤフ首相は2日、人質6人が殺害されたことにより国内で大規模デモが起きたことなどを受けて会見を開き、ガザ地区とエジプトの境界をイスラエル軍が駐留して管理しなければならないと強調しました。

その上で、ネタニヤフ首相は「圧力には屈しない」と述べ、イスラム組織ハマスが求めるガザ地区からの完全撤退に応じない考えを改めて強調しました。

こうした中、ハマスは声明で、拘束している人質にイスラエル軍が近づけば殺害するとの新たな指示を出したと明らかにし、停戦に応じないネタニヤフ首相をけん制しています。