「代償払わせる」ネタニヤフ首相 人質遺体発見受けて声明

AI要約

イスラエル軍がハマスによる拘束されていた6人の遺体を発見したことにより、ネタニヤフ首相はハマスを非難し、代償を払わせると表明。

ハマスとイスラエルの対立が激化し、ハマスが人質を殺害した疑いが浮上。ネタニヤフ首相は壊滅への方針を改めて強調。

ハマスとイスラエル軍の説明が食い違う中、事件の真相や6人の死因について不明な点が残っている。

イスラム組織ハマスに拘束されていた人質6人の遺体が発見されたことを受け、イスラエルのネタニヤフ首相は声明を出し、ハマスに「代償を払わせる」などと非難しました。

イスラエル軍は9月1日、パレスチナ自治区ガザ南部ラファの地下トンネルで、ハマスに拘束されていた人質のうち6人の遺体を発見したと発表しました。

これを受けてネタニヤフ首相が声明を出し、「恐ろしく冷酷な殺害に、魂の底から怒りを覚えている」などとハマスを強く非難しました。そのうえで、「私たちは黙っていない。代償を払わせる」などと述べ、ハマスの壊滅に向けて戦闘を続ける方針を改めて強調しました。

ネタニヤフ氏は声明の中で、6人はハマスによって殺害されたと主張していますが、ハマス側は去年10月の戦闘開始以降、イスラエル軍の空爆で人質が死亡したとの発表を複数回していて、6人がどのように死亡したかについては明らかになっていません。