現代自の8月販売 5.3%減の33万2963台=国内でEV販売好調

AI要約

現代自動車は8月の世界販売台数が前年比5.3%減の33万2963台で、国内販売は増加しEVの販売も伸びた。高級車ブランド「ジェネシス」も1万323台を販売した。

国内市場ではセダンの販売台数が高かったが、RVやEVも人気で、特に「キャスパーエレクトリック」が最多販売を達成した。

現代自動車は需要鈍化や競争激化に対処するため、地域別の市場変化に柔軟に対応する計画を立てている。

現代自の8月販売 5.3%減の33万2963台=国内でEV販売好調

【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車は2日、8月の世界販売台数が前年同月比5.3%減の33万2963台だったと発表した。国内販売は4.6%増の5万8087台、海外販売は7.2%減の27万4876台だった。

 電気自動車(EV)の国内販売台数は3676台で、小型商用車を除き月間ベースで今年最多となった。なかでも「キャスパーエレクトリック」は1439台を売り上げ、現代自動車の電動化モデルの中で最多販売台数を記録した。

 国内市場でのセダン販売台数は「グレンジャー」が6187台、「ソナタ」が6317台、「アバンテ」が3939台などだった。多目的レジャー車(RV)は「サンタフェ」が5715台、「キャスパー」が5031台、「ツーソン」が3965台、「コナ」が2135台など。高級車ブランド「ジェネシス」は計1万323台だった。

 現代自動車の関係者は「高金利による需要鈍化、競争激化によるインセンティブ上昇など、不確実な経営環境が続いている」として、「現地の需要と政策に適した生産・販売体制を強化し、地域別の市場変化に弾力的に対応する計画」と述べた。