空港も業務停止…イスラエルで大規模スト 人質解放失敗で政府批判強まる
イスラエルでは、ハマスによって拘束されていた人質が遺体で見つかったことを受けて、政府への批判が高まり、大規模なストライキが勃発している。
テルアビブ国際空港では、職員のストライキにより航空機の運航が滞り、利用客の荷物を積むことができなくなっている。
自治体の業務停止や市民による抗議行動も広がり、労働組合がストライキを呼び掛け、状況は深刻化している。
イスラム組織ハマスに拘束されていた人質が遺体で見つかったことを受けて、イスラエルでは政府への批判が強まり、大規模なストライキが起きています。
テルアビブにある国際空港では、2日朝から職員のストライキによって利用客の荷物を航空機に載せることができなくなっています。
イスラエルのメディアは空港関係者らの話として、航空機が発着できずに影響が出ているほか、ストライキが3日も続く可能性があると報じています。
このほか、複数の自治体が業務を停止したほか、数十人の市民らが道路を封鎖するなど抗議行動は各地に広がっています。
大規模なストライキはガザ地区南部のトンネルでハマスによって人質となっていた6人が遺体で見つかったことを受けて、イスラエルの労働組合が呼び掛けていました。