魚大量死で非常事態宣言 ギリシャ
ギリシャ中部の港町ボロスで大量の死んだ魚が河川や港周辺を埋め尽くし、1カ月間の非常事態宣言が出された。
8月27日だけで57トンもの魚の死骸が撤去され、当局が資金や人員を投入して魚の死骸を取り除いている。
湾内での死魚撤去作業が続いており、河口には魚の流入を防ぐためのネットが設置されている。
【アテネAFP時事】ギリシャ中部の港町ボロスで、大量の死んだ魚が河川や港周辺を埋め尽くし、当局が1カ月間の非常事態宣言を出した。
国営アテネ通信が8月31日に伝えた。
8月27日だけで、ボロス周辺の浜辺に打ち上げられた57トンの魚が撤去された。当局は魚の死骸を取り除くために資金や人員を投入。同31日も湾内で死骸撤去が続いたほか、河口には魚の流入を防ぐためのネットが設置された。