ロシア、22人乗りヘリ墜落確認 カムチャツカ、全員死亡か

AI要約

ロシアの極東カムチャツカ地方で墜落したヘリコプターには19人の乗客と3人の乗員が搭乗しており、生存者はいないとみられる。

事故原因は濃霧による視界不良でヘリが丘の中腹に墜落した可能性が高く、日本人の乗客はいない。

ヘリはワチカジェツ火山周辺を飛行中に消息を絶ち、悪天候で捜索が難航していた。

 【モスクワ共同】タス通信によると、ロシア非常事態省の当局者は1日、極東カムチャツカ地方で8月31日以降、消息を絶っていたヘリコプターが墜落しているのを上空から確認したと明らかにした。乗客19人と乗員3人が搭乗していたが、機体は激しく損壊し、生存者はいないとみられる。

 地元当局者は濃霧による視界不良でヘリが丘の中腹に墜落したとして、乗員のミスが原因との見方を示した。ヘリは標高980メートルの地点で発見された。

 ヘリはカムチャツカ半島南部のワチカジェツ火山の周辺から飛び立った直後にレーダーから機影が消え、悪天候で捜索が難航していた。非常事態省によると、日本人とみられる乗客はいない。