NZ消費者信頼感、8月は改善 最低水準を大きく上回る

AI要約

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)とロイ・モーガンが発表した8月のニュージーランド消費者信頼感指数が上昇し、歴史的低水準を大きく上回った。

消費者心理全般が改善しており、金利の低下は経済の低迷に関連していると分析されている。

ANZのチーフエコノミスト、シャロン・ゾルナー氏のコメントも引用されている。

NZ消費者信頼感、8月は改善 最低水準を大きく上回る

Lucy Craymer

[ウェリントン 30日 ロイター] - オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)と豪調査会社ロイ・モーガンが30日発表した8月のニュージーランド(NZ)消費者信頼感指数は92.2で、前月の87.9から上昇した。なお歴史的低水準ながら、最低レベルは大きく上回った。

100が楽観と悲観の分岐点。

ANZのチーフエコノミスト、シャロン・ゾルナー氏は「消費者心理は全般に改善している。金利は低下しているが、それは経済がここ数カ月、ニュージーランド準備銀行(中央銀行、RBNZ)や投資家の予想より低迷しているためだ」と述べた。