【韓国】2Qの出生児数5.7万人、8年半ぶり増加

AI要約

2024年4~6月期の出生児数が前年同期比1.2%増の5万6,838人で増加傾向にあり、合計特殊出生率は前年同期と同じ0.71で過去最低を維持。

死亡者数が11.1%増の8万4,147人となり、自然減少が2万7,309人に拡大。婚姻件数は17.1%増の5万5,910組である一方、離婚件数は2.7%減の2万2,831組。

新型コロナウイルス禍後に婚姻件数が増加し、人口の自然減少傾向が続く中、出生児数の増加が34四半期ぶりに記録されている。

 韓国統計庁が28日発表した人口動向によると、2024年4~6月期の出生児数は5万6,838人と前年同期より691人(1.2%)増えた。増加するのは15年10~12月期(0.6%増)以来34四半期ぶりとなる。新型コロナウイルス禍後に婚姻件数が増えたことなどが背景にあるもようだ。

 合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数)は0.71で、過去最低となった前年同期と同じだった。

 死亡者数は8万4,147人で11.1%増加し、人口は2万7,309人の自然減となった。19年10~12月期から人口の自然減少が続いている。

 同期間に婚姻届を出した夫婦は17.1%増の5万5,910組。一方、離婚届を出したのは2万2,831組と2.7%減少した。