トランプ氏ら60回検索 暗殺未遂事件の容疑者

AI要約

米FBIはトランプ前大統領の暗殺未遂事件で容疑者が事件前にトランプ氏とバイデン大統領に関する情報を60回以上も検索していたことを明らかにした。

容疑者は大規模な選挙集会を標的にしようとしており、FBIは容疑者が集会開催の発表後に情報収集を集中的に行っていたと分析している。

動機は特定できていないが、容疑者が「絶好の機会」だと考えた可能性があることが示唆されている。

 【ニューヨーク共同】米連邦捜査局(FBI)は28日、トランプ前大統領の暗殺未遂事件を巡り、トーマス・クルックス容疑者(20)=現場で射殺=が事件前にトランプ氏とバイデン大統領に関する情報を60回以上も検索していたと明らかにした。大規模な選挙集会を標的にしようとしていたと分析した。米メディアが伝えた。

 FBIは容疑者が犯行に使用した銃などの写真も公表した。動機は特定できていない。トランプ氏陣営が、東部ペンシルベニア州バトラーで選挙集会開催を発表した際に、容疑者は集中的に情報を収集。FBIの担当者は、容疑者が「絶好の機会」だと考えたとみられると説明した。