北朝鮮・金正恩総書記がロケット砲の試験射撃を視察 米韓合同軍事演習への対抗か

AI要約

北朝鮮メディアによると、金正恩総書記の立ち会いのもと、240ミリ口径の多連装ロケット砲の発射実験が行われた。

新しい誘導システムを導入したロケット砲は、破壊力を向上させ、正確な着弾を目標とした。

北朝鮮は、韓国首都圏への奇襲攻撃が可能な兵器として位置づけ、米韓合同軍事演習への対抗姿勢を示している。

北朝鮮・金正恩総書記がロケット砲の試験射撃を視察 米韓合同軍事演習への対抗か

北朝鮮メディアは、金正恩総書記の立ち会いのもと、240ミリ口径の多連装ロケット砲の発射実験を27日に行ったと報じました。

ロケット砲は、新たな誘導システムを導入したもので、破壊力を向上させたとしていて、目標に正確に着弾したとする写真を公開しています。

今回、試験射撃を行ったロケット砲は北朝鮮が“韓国の首都圏に大規模な奇襲攻撃が可能になる”と主張しているもので、韓国メディアは今月21日から始まった米韓合同軍事演習への対抗姿勢を示したと伝えています。

また、北朝鮮が24日にも攻撃用ドローンの性能試験を実施したことを挙げ、ロシアへの兵器供給の可能性を念頭に置いて相次いで試験を行っているとも分析しています。