北朝鮮の金総書記、ロケット砲発射システム試験を視察

AI要約

金正恩朝鮮労働党総書記が北朝鮮の新型ロケット砲の試験に立ち会ったと報告された。

金氏は自爆型ドローンの新プロジェクトも指揮し、研究者に人工知能の開発を求めた。

北朝鮮はロシアとの軍事関係を強化しており、経済協力も進めている。

北朝鮮の金総書記、ロケット砲発射システム試験を視察

[ソウル 28日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は28日、金正恩朝鮮労働党総書記が改良型240ミリロケット砲発射システムの試験に立ち会ったと伝えた。

発射システムは「機動性と攻撃集中力に優れていることを証明した」という。

金氏は24日、新たに開発した自爆型ドローン(無人機)の性能試験を指揮し、研究者らにドローン用の人工知能(AI)を開発するよう求めた。

米韓は北朝鮮がロシアにウクライナ戦争で使用する砲弾やミサイルなどの装備を供給していると非難している。ロシアと北朝鮮は武器取引を否定しつつも、軍事関係強化を表明している。

KCNAによると、ロシア産業省次官率いる代表団は北朝鮮当局者と27日会談し、両国の経済協力深化について話し合った。