ゼレンスキー大統領、バイデン大統領らにロシアとの終戦に向けた計画を提示へ

AI要約

ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、ロシアとの終戦に向けた計画を来月バイデン大統領らに提示する意向を表明した。

ゼレンスキー大統領は越境攻撃を「終戦への重要なステップ」と位置付け、来月の国連総会に合わせて訪米し、終戦計画を提案する予定であることを明かした。

また、ロシアとの和平協議を進展させるため第2回平和サミットの開催を計画し、軍事的にもロシアに対抗する姿勢を見せた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、来月アメリカのバイデン大統領らに対して、ロシアとの終戦に向けた計画を提示すると述べました。

ロイター通信などによりますと、ゼレンスキー大統領は27日の記者会見で、ロシアへの越境攻撃は「終戦へのステップの1つだ」とした上で、来月、アメリカのバイデン大統領や、大統領候補のハリス氏、トランプ氏に対して、終戦に向けた計画を提示すると述べました。来月の国連総会にあわせて訪米し、バイデン大統領と会談する予定だということです。ゼレンスキー大統領は今年、ロシアも参加する形で第2回平和サミットを開催し和平協議を進展させたい考えです。会見では「対話で戦争は終わるが、強い立場が必要だ」と述べ、越境攻撃で制圧したロシア領を交渉材料にする構えを見せています。

また、弾道ミサイル実験に初めて成功したと発表し、軍事的にもロシアに対抗していく姿勢を示しました。