ドイツ3人殺害 「イスラム国」が犯行声明 計画知りながらも通報しなかった疑いで15歳少年逮捕

AI要約

ドイツ西部で祭りの最中に男が刃物で来場者を襲い、3人が殺害される事件が発生しました。犯行声明によると、過激派組織「イスラム国」が関与しているとされています。

警察は事件の計画を知りながら通報しなかった疑いで15歳の少年を逮捕しました。実行犯はアラビア語で「神は偉大なり」を叫びながら襲撃したと報じられています。

警察は現在も逃走中の実行犯を1人とみて捜査を続けています。

ドイツ3人殺害 「イスラム国」が犯行声明 計画知りながらも通報しなかった疑いで15歳少年逮捕

 ドイツ西部で23日、祭りの最中に男が来場者らを刃物で襲い3人が殺害された事件で、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出しました。また、警察は事件の計画を知りながら通報しなかった疑いで、15歳の少年を逮捕しました。

 ドイツ西部のゾーリンゲン市で23日夜、市の創立650周年を祝う祭りの最中に、男が刃物で来場者らを次々と襲い、3人が死亡、8人が重軽傷を負いました。

 ロイター通信によりますと24日、過激派組織「イスラム国」が「パレスチナやほかの地のイスラム教徒のための報復だ」とする犯行声明を出したということです。また、ドイツメディアは警察が24日、事件の計画を知りながら警察に通報しなかった疑いで、中央アジア・キルギス出身の15歳の少年を難民保護施設で逮捕したと伝えています。

 逃走中の実行犯の男は襲撃の際、アラビア語で「神は偉大なり」を意味する「アラー・アクバル」と叫んでいたということです。

 警察は実行犯は1人とみていて、無差別のテロ事件として捜査しています。(ANNニュース)