ゼレンスキー大統領 露越境攻撃は「悪魔へのブーメラン」さらなる報復を示唆 ウクライナ侵攻から2年半
ウクライナ大統領はロシアに対する越境攻撃について、報復を示唆
戦闘で犠牲となった兵士らに花を手向ける一方、東部ではロシア軍の攻勢が続く
ウクライナ軍もロシア西部に越境攻撃を仕掛け、戦闘の終結は見通せない状況
ロシアによるウクライナ侵攻から2年半を迎えた24日、ゼレンスキー大統領はロシアへの越境攻撃について、「悪魔へのブーメランだ」などと述べ、さらなる報復を示唆しました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、独立記念日に合わせて、ビデオメッセージを公開しました。その中で、ロシアへの越境攻撃を念頭に、「ウクライナの人々は常に借りを返す」「悪魔へのブーメランだ」と述べ、「反撃はロシアのどの地点にも達する」として、さらなる報復を示唆しました。
また、戦闘で犠牲となった兵士らに花を手向ける様子も公開しました。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから24日で2年半となりますが、東部の戦線ではロシア軍が攻勢を強めていて、激しい戦闘が続いています。
一方で、ウクライナ軍も今月6日にロシア西部のクルスク州に越境攻撃を仕掛けるなど対抗していて、戦闘の終結は見通せない状況です。