「独裁者に寄り添うつもりはない」ハリス氏が指名受諾演説 トランプ氏との対決姿勢を鮮明に アメリカ大統領選

AI要約

ハリス副大統領が民主党大会で演説し、トランプ氏との対決姿勢を明確にした。

演説では経済政策や外交政策について訴え、北朝鮮の金正恩総書記の関与も示唆した。

ハリス副大統領はトランプ氏の再選を危惧し、自らのリーダーシップを強調した。

「独裁者に寄り添うつもりはない」ハリス氏が指名受諾演説 トランプ氏との対決姿勢を鮮明に アメリカ大統領選

アメリカ大統領選挙に向けた民主党大会は最終日を迎え、ハリス副大統領が大統領候補指名の受諾演説を行い、トランプ氏との対決姿勢を鮮明にしました。

大歓声を受けてステージに立ったハリス副大統領は、演説で共和党のトランプ前大統領との対決姿勢を強調しました。

民主党・ハリス副大統領:

色々な面でトランプ氏は不真面目な男だ。トランプ氏をホワイトハウスに戻すと極めて深刻な事態になるでしょう。

経済政策についてハリス氏は「1億人以上のアメリカ人に恩恵をもたらす中間層減税を成立させる」と訴えたほか、外交政策では「NATO(北大西洋条約機構)の同盟国とウクライナと共に力強く立ち上がり、世界でのリーダーシップを強化する」と呼び掛けました。

ハリス氏はまた、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記は、大統領選でトランプ前大統領の「勝利を期待している」と指摘しました。

そのうえで「北朝鮮は簡単にトランプ氏を操作できると知っている」「私は独裁者に寄り添うつもりはない」と強調しました。