ハリス氏「金正恩はトランプを操作できると知っている」 強権体制との対峙を強調

AI要約

米民主党のハリス副大統領は22日、北朝鮮の金正恩が11月の大統領選でトランプ前大統領の勝利を期待していることを指摘した。

また、ハリス氏はトランプを強権指導者と批判し、自身が当選したら米国の安全と理想を弱めないことを誓った。

ハリス氏「金正恩はトランプを操作できると知っている」 強権体制との対峙を強調

【シカゴ=大内清】米民主党のハリス副大統領(59)は22日の党候補者指名受諾演説で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は11月の大統領選で共和党候補のトランプ前大統領(78)が勝利することを期待していると指摘。「なぜなら、彼ら(北朝鮮)はお世辞やごますりで簡単に(トランプ氏を)操作できると知っているからだ」と述べた。

また、ハリス氏は「トランプは強権指導者たちに責任を取らせようとはしない。それは自分も強権指導者になりたがっているからだ」と痛烈に批判。自身が当選したら「米国の安全と理想を弱めることは決してしない」と語った。