ハリス氏指名受諾演説、トランプ氏を非難へ 中絶権にも言及方針
ハリス副大統領が党全国大会の最終日に指名受諾演説を行い、自身のルーツや政策を強調。トランプ前大統領に対して非難も行う。
演説では減税、住宅供給促進、食料品店による価格つり上げ禁止などの計画が明らかにされる。外交政策も含まれる予定。
ビヨンセさんが大会会場でパフォーマンスするとの憶測も広がっている。
Nandita Bose Trevor Hunnicutt
[シカゴ 22日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補ハリス副大統領(59)は、4日間にわたった党全国大会の最終日となる22日に指名受諾演説に臨む。自身のルーツに触れながら共和党候補トランプ前大統領との違いを強調する方針だ。
ハリス陣営によると、ジャマイカ人の父とインド人の母を持つ娘としての人生について語るほか、物価上昇に対処し、中絶の権利を含む個人の自由を推進する計画を打ち出す。トランプ氏については激しく非難するという。
ハリス氏は首席スピーチライターのアダム・フランケル氏の草稿に手を加えながら数週間かけて演説を練り上げてきた。
側近によれば、大部分の国民に対する減税、住宅供給の促進、食料品店による「価格つり上げ」を禁止するプランに言及する。外交政策の要素も盛り込まれる予定だという。
また、大会会場ではスター歌手のビヨンセさんが登場するとの憶測も飛び交っている。