中国とベラルーシ首相が会談、貿易・安全保障での協力強化で一致

AI要約

中国の李強首相とベラルーシのゴロフチェンコ首相は、幅広い分野での協力強化を合意した。

両国は産業サプライチェーンの協力強化や貿易の円滑化を目指す。

ベラルーシは粤港澳大湾区との協力を深め、一帯一路構想への参加を強調している。

中国とベラルーシ首相が会談、貿易・安全保障での協力強化で一致

[北京 23日 ロイター] - 中国の李強首相とベラルーシのゴロフチェンコ首相は22日、ミンスクで会談し、貿易や安全保障、エネルギー、金融など幅広い分野で協力を強化することで合意した。中国外務省が23日に共同声明を公表した。

両国は産業サプライチェーンにおける協力を強化し、双方のコスト削減のために貿易の円滑化を引き続き推進する。

ベラルーシはまた、広東省の珠江デルタ9市と香港、マカオから成る経済圏「粤港澳大湾区(グレーターベイエリア、大湾区)」との協力を深める。

中国日報によると、ベラルーシは中国の「一帯一路」構想に最初に応じた国の一つで、李氏は国際情勢の変化にもかかわらず、中国とベラルーシの関係は過去32年間活発に続いてきたと指摘した。