ハリス氏受諾演説 「あらゆる点で不真面目」とトランプ氏を批判

AI要約

ハリス副大統領が民主党全国大会で大統領候補指名受諾演説を行い、トランプ氏の再選に対する警告や批判を展開した。

ハリス氏はトランプ氏の権力行使に疑念を示し、高齢者向け公的保険や教育費の削減を批判し、過去の政策に逆戻りしないよう訴えた。

最後に、ハリス氏はトランプ氏の再選が国にとって深刻な結果をもたらす可能性があると警告を発した。

ハリス氏受諾演説 「あらゆる点で不真面目」とトランプ氏を批判

 女性初の米大統領を目指す民主党のハリス副大統領(59)は22日、米中西部イリノイ州シカゴで開かれている党全国大会で、大統領候補指名受諾演説を行った。

 ハリス氏は共和党大統領候補のトランプ前大統領(78)について、「あらゆる点で不真面目な男だ」と強調。トランプ氏が再選された場合は「極めて深刻」な結果をもたらすと警告した。

 ハリス氏は「想像してほしい。トランプ氏が米大統領の巨大な権力を、人々の生活を向上させるためでも国家の安全保障を強化するためでもなく、彼の仲間たちのために使うことを」と警鐘を鳴らした。

 ハリス氏はさらに、トランプ氏が高齢者向け公的保険など社会保障費や教育費を削減しようとしていると批判し「私たちは絶対に過去に戻らない」と訴えた。【ニューヨーク八田浩輔、ワシントン大久保渉】