ガザ停戦合意「視野に」、ハマスに受け入れ呼びかけ=米国連大使

AI要約

米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は、国連安全保障理事会でガザ停戦と人質解放の合意について呼びかけた。

提案は米国や他国が示し、イスラエルが受け入れたが、ハマスにも受け入れを促している。

中東情勢のリスクを指摘し、ガザ停戦の実現に向けて全力を尽くす必要があると述べた。

ガザ停戦合意「視野に」、ハマスに受け入れ呼びかけ=米国連大使

Michelle Nichols

[国連 22日 ロイター] - 米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は22日、国連安全保障理事会で、パレスチナ自治区ガザの停戦と人質解放を巡る合意は「視野に入っている」と述べ、イスラエルが合意した案を受け入れるようイスラム組織ハマスに促すよう加盟各国に呼び掛けた。

トーマスグリーンフィールド大使は、米国、カタール、エジプトが示した提案はバイデン米大統領が5月に概要を示し、安保理が6月に承認した提案と整合しているとし、「イスラエルはこれを受け入れた。ハマスも受け入れなければならない」と述べた。

同時に、中東情勢が緊迫化する「極めて現実的なリスク」が存在しているとの認識を示し、ガザ停戦の実現に全力を尽くさなければならないと語った。