シカゴ会場近くでガザ情勢に抗議 2000人、党大会で発言要求も

AI要約

米シカゴで開かれている民主党大会の会場近くで、パレスチナ自治区ガザ情勢に抗議するデモが2千人超参加して行われた。

各州の代議員十数人が座り込みを行い、党大会での発言機会を求めたが認められず、批判の声が上がった。

シカゴのパレスチナ人コミュニティーの協力で行われた平和的なデモだった。

 【シカゴ共同】米シカゴで開かれている民主党大会の会場近くで21日、パレスチナ自治区ガザ情勢に抗議するデモがあり、AP通信によると、2千人超が参加した。会場のそばでは、イスラエルのガザ攻撃に抗議する団体のメンバーでもある各州の代議員十数人が、党大会での発言機会を求めて座り込みを行った。

 米国内最大級であるシカゴのパレスチナ人コミュニティーの協力で平和的なデモだったという。

 一方、座り込みをしたグループによると、民主党に5分間の発言機会を求めたものの、21日は認められなかった。「1万6千人以上の子どもが殺された。パレスチナ系米国人の意見を聞くことを拒否している」と批判した。