災害拠点整備へ作業加速を 米大使、外務・防衛両相に書簡

AI要約

日米両政府が人道支援・災害救援の拠点整備に関連しエマニュエル駐日米大使がタスクフォース会合開催日程を早急に決定するよう書簡を送った。

タスクフォースは2プラス2で設置が決定し、米側が作業の急速化を要求している。

書簡は21日付で、日本側との初回会合の日程案を提示するよう促している。

 日米両政府が合意済みの人道支援・災害救援の日本への拠点整備に関連し、エマニュエル駐日米大使が、詳細を詰めるタスクフォース会合の開催日程をできるだけ早期に決めるよう求める書簡を上川陽子外相と木原稔防衛相に送ったことが22日、分かった。

 米側が拠点立ち上げに向け作業を急ぐよう求めた形だ。

 タスクフォースは、7月の日米の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)で設置が決まっていた。書簡は21日付で、「米国のタスクフォースのメンバーは詳細を議論する用意がある。都合がつく最も早い時期に、日本側のメンバーと初回会合の日程案を提示してもらえれば幸いだ」と促した。