中国検察当局、アステラス製薬の日本人男性を起訴

AI要約

中国で去年、反スパイ法違反の疑いで拘束されたアステラス製薬の日本人男性社員が、8月中旬に起訴された。

具体的な起訴の内容は明らかにされていないが、裁判の手続きが進むことになる。

日本政府は中国側に早期の解放を求めているが、拘束が長期化する可能性がある。

中国検察当局、アステラス製薬の日本人男性を起訴

中国で去年、反スパイ法違反の疑いで拘束されたアステラス製薬の日本人男性社員について中国の検察当局が、8月中旬に起訴していたことが分かりました。

日本政府関係者によりますと、反スパイ法違反の疑いで去年3月に拘束されたアステラス製薬の日本人男性社員が、中国の検察当局によって、8月中旬に起訴されたということです。

中国当局は、具体的な起訴の内容などについて明らかにしていませんが、今後は裁判の手続きに入ることになります。

日本大使館の関係者が、毎月、男性に領事面会を行っていて、男性の健康状態に問題はないということです。

日本政府は、中国側に早期の解放を繰り返し求めていますが、拘束はさらに長期化するおそれが出ています。