岸田首相の訪韓「まだ決まっていない」 「いつでも会う用意ある」=韓国大統領室

AI要約

岸田文雄首相が9月上旬にも韓国を訪問し、尹錫悦大統領と会談する検討が進んでいる。

韓日関係が悪化した徴用訴訟問題について解決策を模索し、関係改善に向けた動きがある。

尹大統領は随時岸田首相との会談に応じる姿勢を示している。

岸田首相の訪韓「まだ決まっていない」 「いつでも会う用意ある」=韓国大統領室

【ソウル聯合ニュース】岸田文雄首相が9月上旬にも韓国を訪問し、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と会談する方向で検討に入ったとの日本メディアの報道について、韓国大統領室の高官は20日、「岸田首相が自民党総裁選への不出馬を表明する前から、日本側は岸田首相の訪韓について打診しており、不出馬発表後も協議してきたが、まだ決まったことはない」と明らかにした。

 また、「尹大統領は韓日の(首脳が相互に往来する)シャトル外交としていつでも岸田首相と会う用意がある」と述べた。

 両国は徴用訴訟問題などで関係が悪化したが、尹大統領が2023年3月に同問題の解決策を発表したことを受け、関係改善に乗り出した。シャトル外交を再開させ、日本は韓国に対する輸出規制を解除。韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)も正常化した。