イギリス ミソジニー=女性嫌悪を「過激主義」として対策検討 背景に「女性蔑視」インフルエンサーなどの台頭か

AI要約

イギリス政府は、女性嫌悪=ミソジニーを「過激主義」の一つと位置づけ、対策を強化する方針を打ち出した。イギリス内務省が「過激主義」への対策見直しを明らかにし、女性嫌悪問題を重点的に追求することを示唆。

特に、女性嫌悪=ミソジニーによる暴力事件やオンライン上での過激化が懸念されており、政府がその背景や影響を調査し、対策を講じる方針を示している。

これには、2021年の銃乱射事件や影響力を持つミソジニストインフルエンサーの存在も関連しており、政府の取り組みが注目されている。

イギリス ミソジニー=女性嫌悪を「過激主義」として対策検討 背景に「女性蔑視」インフルエンサーなどの台頭か

イギリス政府は、国内で広がる女性嫌悪=ミソジニーを「過激主義」の一つとして対策を強化していくことを明らかにしました。

イギリス内務省は、過激なイスラム主義や極右主義などの「過激主義」の広がりが暴力を助長しているなどとして、「過激主義」への対策を見直すことを明らかにしました。

中でも、一部で急速に広まる女性嫌悪=ミソジニーも「過激主義」の一つとして調査を開始すると発表。検討会を立ち上げ、「過激主義」が広がる背景やオンライン上で若者が過激化する要因について分析を進めるとしています。

BBCは、イギリス南西部で2021年、ミソジニー的思想を持つ男による銃乱射事件が起きたことや、Xで1000万人近いフォロワーを持ち、ミソジニストを自称するインフルエンサーの影響力が拡大していることなどから、政府が対策の見直しに踏み切った可能性があると報じています。