【インターナショナルS】ドゥレッツァ順調 コース視察を終えた尾関知人調教師「日本馬向きの馬場」

AI要約

尾関知人調教師が英GIインターナショナルSに出走するドゥレッツァの調整状況を明かす。

尾関知人調教師はイギリス遠征について前向きで、最終追い切りもうまくいった。

ヨーク競馬場でのスクーリングを控え、トレーナーは馬場条件などを確認し、決戦に向けて準備を進めている。

【インターナショナルS】ドゥレッツァ順調 コース視察を終えた尾関知人調教師「日本馬向きの馬場」

[GⅠインターナショナルステークス=2024年8月21日(水曜)3歳上、ヨーク競馬場・芝2050メートル]

 21日の英GIインターナショナルS(芝1マイル2ハロン56ヤード)に出走するドゥレッツァ(牡4・尾関)。19日は、前日に追い切った直後のため厩舎内の角馬場でハッキング程度の軽い運動にとどめた。

「追い切った後も順調にきています」と語った尾関知人調教師に、改めて現在の心境を聞いた。

「イギリス遠征は初めてだけど、フランスや香港などの遠征経験から、違った環境で限られた期間にどう調整していくか?などイメージはしやすかったです。特にニューマーケットは、調教コースのバリエーションも豊富なので、競馬場で仕上げなくてはいけない国よりも良い面がありました」

 実際、最終追い切りはウォーレンヒルの坂路でウォーミングアップ後、アルバハトリへ移動して行った。

「アルバハトリは前の週にも入れて、負荷をかけられることが確認できました。芝コースでの追い切りも考えたのですが、少し硬いようでしたので、こちらにしたところ、良い追い切りができました」

 この後は決戦の地であるヨーク競馬場へ移動して、20日はスクーリングを行う予定。

「自分は事前に競馬場を視察してきました。ほぼ平坦で日本馬向きの馬場だと感じました」

 トレーナーが好感触を抱く中、決戦は刻一刻と近づいている。