韓国・旭日旗ベンツ、処罰された…ただし「帝国主義の象徴物使用」ではなく「違法駐車」

AI要約

韓国・仁川で旭日旗を掲げていた車両が違法駐車していたことが発覚し、地元自治体が所有者に罰金を科すことを発表。

横断歩道は駐停車禁止区域であり、違反した場合には少なくとも4万ウォンの罰金が科される。

仁川市には旭日旗を貼った行為に対する罰則が存在せず、教育機関から対応を呼びかける声が上がっている。

韓国・旭日旗ベンツ、処罰された…ただし「帝国主義の象徴物使用」ではなく「違法駐車」

【08月18日 KOREA WAVE】韓国・仁川で今年6月、「旭日旗」を掲げていたベンツSUVが横断歩道に違法駐車していたとして、地元自治体は15日、所有者に対し、今月中に罰金を科すと発表した。

道路交通法によれば、横断歩道はバス停留所、子供保護区域、交差点の角、消火栓などと同様に「5大駐停車禁止区域」に指定されている。この区域での駐停車が確認された場合、少なくとも4万ウォン(約4万円)の罰金が科される。

だが、仁川市には「私的使用物」に対する帝国主義象徴物の使用を制限する条例が存在しないため、旭日旗を車両に貼った行為自体に対する罰則はないという。

地元関係者は「車両が横断歩道上に駐車していたことが確認されたため、適切な措置を取るが、旭日旗の貼付に関しては罰する根拠がないため、違法駐車に対する罰金のみが適用される」としている。

条例を推進する野党「共に民主党」地元議員は「まずは教育機関から旭日旗使用を正し、歴史意識を確立することが重要である」と訴えた。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News