豪ホワイトヘイブン、BHPから買収の炭鉱で人員削減へ

AI要約

豪石炭大手ホワイトヘイブンが、BHPグループから買収した炭鉱で192人の人員削減を行うことが明らかになった。

ホワイトヘイブンは昨年10月に両炭鉱を買収し、今回の人員削減は新体制案に基づくものである。

豪州の資源業界では人員削減が相次いでおり、労働者との関係にも影響が及ぶ可能性が高い。

豪ホワイトヘイブン、BHPから買収の炭鉱で人員削減へ

Rishav Chatterjee

[16日 ロイター] - 豪石炭大手ホワイトヘイブン・コールは16日、同国の資源大手BHPグループから買収した原料炭炭鉱「ダウニア」と「ブラックウォーター」で192人の人員を削減をすることをロイターに明らかにした。

ホワイトヘイブンは昨年10月、両炭鉱を41億ドルで買収する計画を発表。今年4月に買収を完了していた。

同社の広報担当は「今回の新体制案により、役割の重複を排除し、論理的な範囲でチームを統合し、不要な複雑さを最小限に抑えることができる」と述べた。

今回の人員削減は、BHPから移籍した労働者とホワイトヘイブンの関係に影響を及ぼす可能性が高い。豪紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビューによると、労働者は昨年11月、買収後に手当てが支給されなかったとしてホワイトヘイブンを批判していた。

豪州の資源業界では人員削減が相次いでいる。